LANケーブル作製手順
LANケーブルの作製手順を以下にまとめました。
目次
外被の剥き方
一番外側の被覆を剥きます。心線が10mm程度見える長さ。傷をつけないように注意。
心線のそろえ方
心線は2本ペアで撚られているので、解いて真っ直ぐに伸ばす。
コネクタの挿入方法
心線を右図の順番で並べる。ミドリのペアが、ブルーのペアをまたぐ形になる。
コネクタに挿入する。橙ペアを上にするとコネクタの爪は裏になる向き。
LANケーブル外被がコネクタの中に入るよう、必要に応じて心線を切って長さをそろえる。
圧着工具
↓の圧着工具を用いて、コネクタをかしめる。
デンサン モジュラー圧着工具 MJ-468Nご存知かと思いますが、LANケーブルは心線の被覆を剥く必要はありません。コネクタの接点部分(画像右に並んでいる黄金色の細い箇所)が、↑の工具を用いて加締めると心線に食い込み、それによって導通が確保されます。コネクタへの挿入が浅いと、接点と心線が接触せず、導通が確保できないと、通信不良になります。
導通チェック
両端を圧着後、↓のチェッカーを用いて、導通をチェック。圧着不良や、色順の間違いがあると、通信しません。
デンサン LANチェッカーその他の工具
こんなセットも販売しているようですが、メーカ保証等なく、品質はお値段相当みたいですね。
DIY用途と割り切れるならアリかと思います。(チェッカーの外観は上の物と似ていますが、全くの別物です)