LANケーブルの作製手順
外被の剥き方
一番外側の被覆を剥きます。心線が10mm程度見える長さ。
傷をつけないように注意。
心線は2本ペアで撚られているので、解く。
心線のそろえ方
心線を解いて真っ直ぐに伸ばす。
コネクタの挿入方法
心線を右図の順番で並べる。ミドリのペアが、ブルーのペアをまたぐ形になる。
ケーブルをコネクタに挿入する。橙ペアを上にするとコネクタの爪は裏になる向き。
心線がコネクタの奥までしっかり届いていることを確認する。
LANケーブル外被(画像水色の被覆)がコネクタの中に入るよう、必要に応じて心線を切って長さをそろえる。
圧着工具
圧着工具を用いて、コネクタをかしめる。
圧着工具についてはピンキリのようです。値段相応と考えるのが妥当でしょう。
ご存知かと思いますが、LANケーブルは心線の被覆を剥く必要はありません。コネクタの接点部分(画像右に並んでいる黄金色の細い箇所)が、工具を用いて加締めると心線に食い込み、それによって導通が確保されます。心線のコネクタへの挿入が浅いと、接点と心線が接触せず、導通が確保できないと、通信不良になります。
導通チェック
両端を圧着後、チェッカーを用いて、導通をチェック。圧着不良や、色順の間違いがあると、ランプが順番に光らず、エラーがあることを教えてくれます。